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ディズニーランドにドレスを着ていく!子供と大人のルール完全ガイド

ディズニーランドへ、お気に入りのプリンセスドレスを着て遊びに行きたいと考えたことはありませんか。子供が憧れのドレスを着てパークを歩く姿は、想像するだけで心が躍ります。しかし、大人や子供の服装のルールはどうなっているのか、NGな服装はあるのかといった疑問も浮かびます。

また、素敵なディズニープリンセス体験をさせてあげたいけれど、ビビディバビディブティックで後悔したという話を聞くと、値段や内容が気になります。子供はパーク内で着替えるべきか、子供用の販売ドレスはどこで手に入るのか、スカート丈や制服での入園は問題ないのかなど、知りたいことは多いはずです。

記事のポイント

  • 大人と子供それぞれのドレスに関する服装ルール
  • パーク内外でのプリンセスドレスの入手方法と比較
  • ビビディ・バビディ・ブティックのサービス詳細と注意点
  • ドレスを着てパークを最大限に楽しむためのコツ

ディズニーランドにドレスを着ていく前に知る服装ルール

  • 知っておきたい基本的な服装のルール
  • 大人がドレスを着る際の注意点
  • 知らないとマズいNGな服装は?
  • スカート丈や裾に関する注意点
  • 制服での入園に関するルール

知っておきたい基本的な服装のルール

ディズニーランドでドレスを着て楽しむためには、まず基本的な服装のルールを理解しておくことが大切です。東京ディズニーリゾートでは、ゲストが安全で快適に過ごせるよう、いくつかのガイドラインを設けています。

最も大きな原則は、他のゲストを不快にさせたり、危険を及ぼしたりする可能性のある服装は避けるという点です。これには、過度に肌を露出する服装や、公序良俗に反するデザイン、不適切な言葉やメッセージが含まれる衣服などが該当します。

また、他のゲストの迷惑になる可能性がある、長く引きずるような裾のドレスや装飾品も避けるべきです。アトラクションの利用時や混雑した場所での移動を考えると、動きやすく安全な服装を心がけることが基本となります。

これらのルールは、すべてのゲストが夢の国での一日を心から楽しめるように定められています。ドレスアップを計画する際は、まず公式サイトで最新のルールを確認することをおすすめします。

大人がドレスを着る際の注意点

大人がディズニーランドでドレスやキャラクターの仮装を楽しむ場合、子供とは異なる厳格なルールが適用されるため、特に注意が必要です。

原則として、中学生以上の大人がディズニーキャラクターの全身仮装をして入園できるのは、毎年秋に開催される「ディズニー・ハロウィーン」のイベント期間中に限定されています。この期間外に大人がキャラクターのフル仮装をすることは認められていません。

ただし、キャラクターを連想させる色やモチーフを組み合わせた「ディズニーバウンド」と呼ばれる私服コーディネートは、年間を通して楽しむことが可能です。例えば、白雪姫をイメージして、青いトップスに黄色いスカートを合わせるといったスタイルです。

このように言うと、ドレスを着ること自体が禁止されているように聞こえるかもしれませんが、特定のキャラクターの衣装そのものではなく、一般的なプリンセス風のドレスであれば、ハロウィーン期間外でも問題にならない場合があります。しかし、キャストや他のゲストにキャラクターと間違われるような本格的なデザインは避けるべきでしょう。判断に迷う場合は、控えめなデザインを選ぶのが賢明です。

知らないとマズいNGな服装は?

ディズニーランドでは、安全面や世界観の維持のため、いくつかのNGな服装が定められています。これらを知らずに入園しようとすると、ゲートで止められたり、服装の一部を外すよう求められたりする可能性もあるため、事前に確認しておくことが不可欠です。

まず、前述の通り、裾を地面に引きずるほど長いドレスやスカートはNGです。転倒やつまずきの原因となり、本人だけでなく周囲のゲストにとっても危険だからです。特に小さなお子様の場合は、動きやすさを考慮し、くるぶし程度の丈のドレスを選ぶのが良いでしょう。

次に、キャスト(従業員)と間違われる可能性のある服装も禁止されています。これは、他のゲストに誤解を与え、パークの運営に支障をきたす恐れがあるためです。非常に精巧な仮装や、キャストのコスチュームに酷似したデザインは避ける必要があります。

その他、武器や危険物を模したアイテムの持ち込みも厳しく制限されています。おもちゃの剣や銃なども、デザインによっては持ち込めない場合があります。プリンセスの仮装にステッキなどを持たせたい場合は、素材や大きさに注意が必要です。

スカート丈や裾に関する注意点

ドレスやスカートでパークを楽しむ際、特に注意したいのが丈と裾のデザインです。これは見た目の問題だけでなく、安全に一日を過ごすための重要なポイントとなります。

東京ディズニーリゾートの公式サイトでも明記されている通り、地面を引きずる長さのスカートやドレスは安全上の理由から禁止されています。長い裾は、階段の上り下りやアトラクションの乗り降りの際に踏んでしまい、転倒する危険性が高まります。また、エスカレーターや乗り物の機械に巻き込まれるリスクも考えられます。

理想的なスカート丈は、歩きやすく、つまずく心配のない、くるぶしが見える程度の長さです。特に、小さなお子様が着用する場合は、本人が動きやすいと感じる丈を選ぶことが大切です。ドレスを着ていても、元気に走り回ったり、アトラクションを思いっきり楽しんだりできるよう、機能性も考慮してあげましょう。

こう考えると、デザインの華やかさだけでなく、パーク内での活動を想定したドレス選びが、後悔しないための鍵となると言えます。

制服での入園に関するルール

ディズニーランドでは、学生が学校指定の制服で入園することも認められています。多くの学生にとって、制服でパークを訪れることは特別な思い出作りの一つになっています。

中学生や高校生は、学校で定められた本物の制服を着用して入園することが可能です。このルールは、卒業後であっても適用されることがあり、「制服ディズニー」として親しまれています。

ただし、注意点も存在します。それは、キャラクターの仮装と見なされるような着こなしは許可されないということです。例えば、制服を極端に着崩したり、キャラクターを模した小物を過剰に身につけたりすると、仮装と判断されてしまう可能性があります。

また、市販されているコスプレ用の「なんちゃって制服」の着用は、キャストの制服やキャラクターの衣装と誤認される可能性があるため、避けた方が無難です。あくまで、通学している、あるいは卒業した学校の公式な制服であることが原則となります。制服で訪れる際は、節度ある着こなしを心がけましょう。

ディズニーランドにドレスを着ていく夢を叶える方法

  • 憧れのディズニープリンセス体験とは
  • 子供はパーク内でドレスに着替える?
  • 子供用の販売場所とドレスの種類
  • プリンセスドレスの気になる値段相場
  • ビビディバビディブティックで後悔しないために

憧れのディズニープリンセス体験とは

ディズニーランドで叶える「ディズニープリンセス体験」と言えば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのが「ビビディ・バビディ・ブティック」でしょう。ここは、子供たちが魔法の力で憧れのプリンセスに変身できる、夢のようなビューティーサロンです。

このブティックでは、プロのキャストがヘアメイクからマニキュア、そしてドレス選びまでをトータルで手がけてくれます。子供たちは、鏡の前で自分が少しずつプリンセスになっていく過程に、目を輝かせること間違いありません。変身が完了すると、「ごきげんよう、プリンセス」と迎えられ、パーク内でも特別な挨拶をしてもらえることがあります。

この体験は、単にドレスを着るだけでなく、プリンセスになりきるという没入感を得られるのが最大の魅力です。パーク内で出会うキャラクターやキャストからプリンセスとして扱われることで、子供にとって忘れられない一日を演出します。

ただし、この特別な体験にはそれなりの費用と事前の準備が必要となります。次の項目からは、その具体的な内容や注意点について詳しく見ていきます。

子供はパーク内でドレスに着替える?

自宅からドレスを着ていくか、それともパーク内で着替えるかは、多くの保護者が悩むポイントです。どちらの方法にもメリットとデメリットがあるため、状況に合わせて選ぶのが良いでしょう。

自宅からドレスを着ていく最大のメリットは、入園ゲートをくぐった瞬間からプリンセス気分を味わえることです。移動の手間はありますが、パークに到着した時の高揚感は格別です。ただし、電車などの公共交通機関で移動する場合は、ドレスが汚れたり、シワになったりする可能性があります。また、長い裾や広がったスカートは、混雑した車内では周囲への配慮も必要になります。

一方、パーク内で着替える方法もあります。大きめのレストルームなどを利用して着替えれば、ドレスを綺麗な状態で着用できます。この場合、着替えや靴、元の服などを入れる大きな荷物が必要になるのがデメリットです。ロッカーを利用することもできますが、場所の確保や移動の手間がかかります。

どちらを選ぶにせよ、子供の年齢や性格、当日の気候や移動手段などを総合的に考えて判断することが、親子ともに快適に過ごすための鍵となります。

子供用の販売場所とドレスの種類

プリンセスドレスを用意する方法はいくつかあり、それぞれに特徴があります。子供用のドレスは、パーク内だけでなく、パーク外でも購入することが可能です。

パーク内での購入

東京ディズニーランド内では、ファンタジーランドにある「ブレイブリトルテイラー・ショップ」などで公式のプリンセスドレスが販売されています。ここで購入するメリットは、パークの世界観に合った正規品を手に入れられること、そして万が一忘れてしまった場合や、急に子供が着たがった場合にも対応できる点です。ただし、品揃えやサイズが限られている可能性もあります。

パーク外での購入

より多くの選択肢から選びたい場合は、パーク外での購入がおすすめです。全国のディズニーストアや公式オンラインストアでは、様々なプリンセスのドレスが取り扱われています。

また、ライセンス商品を取り扱う玩具店や、子供服専門のオンラインショップでも、手頃な価格から豪華なデザインまで、多種多様なドレスが見つかります。特に「キャサリンコテージ」や「リトルプリンセスルーム」といった専門店は、デザイン性や品質にこだわったドレスが多く、人気を集めています。

これらの店舗を事前にチェックし、子供の好きなプリンセスや予算に合わせて、お気に入りの一着を選んであげるのも楽しい準備期間となるでしょう。

プリンセスドレスの気になる値段相場

プリンセスドレスの値段は、購入場所や品質によって大きく異なります。予算に合わせて最適な選択ができるよう、おおよSその相場を把握しておきましょう。

購入場所

価格帯の目安

特徴

ビビディ・バビディ・ブティック

ドレス単体での販売はなく、コース料金に含まれる(コース全体で約34,000円~)

オリジナルデザインで高品質。ヘアメイクや小物もセットになっている。

パーク内・ディズニーストア(公式)

約8,000円 ~ 15,000円

公式ライセンス商品で、キャラクターの再現度が高い。作りもしっかりしている。

玩具店・量販店(ライセンス品)

約4,000円 ~ 8,000円

公式ライセンス品だが、比較的リーズナブルな価格帯。手軽に購入しやすい。

ネット通販(非ライセンス品含む)

約3,000円 ~ 10,000円以上

価格帯が最も広い。安価なものから、装飾に凝った高価なものまで様々。品質は価格相応の場合が多い。

表からわかるように、最も特別な体験ができるビビディ・バビディ・ブティックは高価ですが、その分満足度も高いと言えます。一方、ネット通販などを利用すれば、比較的費用を抑えてドレスを用意することも可能です。

どのドレスを選ぶかは、予算だけでなく、着用回数や子供のこだわりなどを考慮して決めると良いでしょう。一度きりの特別な思い出にするのか、普段の遊びでも使える手軽さを重視するのか、家庭の方針によって最適な選択は変わってきます。

ビビディバビディブティックで後悔しないために

憧れの「ビビディ・バビディ・ブティック」ですが、体験した人の中には「後悔した」という声が聞かれることもあります。最高の思い出にするために、事前に知っておきたい注意点をいくつか紹介します。

第一に、予約の困難さです。ブティックの予約は、公式サイトで利用日の1ヶ月前午前10時から開始されますが、非常に人気が高く、文字通り「秒殺」で埋まってしまうことがほとんどです。予約が取れなかったことで、子供をがっかりさせてしまったというケースは少なくありません。

第二に、時間と費用です。変身には1時間以上の時間がかかることがあり、その間パークで遊ぶ時間が減ってしまいます。また、料金も決して安くはないため、費用対効果を考えてしまうかもしれません。

第三に、子供のコンディションです。慣れないヘアメイクやドレスに、子供が途中で疲れたり飽きてしまったりすることがあります。特に年齢が低いお子様の場合、長時間じっとしているのが難しいかもしれません。

これらの理由から、後悔を避けるためには、予約の段階から親子でよく話し合い、当日のスケジュールに余裕を持たせることが大切です。子供の性格や体力を考慮し、無理のないプランを立てることが、体験を心から楽しむための鍵となります。

総括:ディズニーランドにドレスを着ていく

この記事では、ディズニーランドにドレスを着ていく際の様々な情報をご紹介しました。ルールや注意点を守り、準備をしっかり行うことで、プリンセス体験は子供にとっても家族にとっても、かけがえのない最高の思い出になります。

以下に、今回の重要なポイントをまとめました。

  • 大人のフル仮装はハロウィーン期間中のみ許可される

  • 小学生以下の子供は年間を通してプリンセスドレス着用が可能

  • 地面を引きずる丈のドレスやキャストと見間違える服装はNG

  • 安全のためスカート丈はくるぶし程度が望ましい

  • 中高生は学校指定の制服での入園が認められている

  • ドレスはパーク内やディズニーストア、ネット通販などで購入できる

  • 公式ドレスの価格相場は8,000円から15,000円程度

  • ビビディ・バビディ・ブティックは特別なプリンセス体験が叶う場所

  • ブティックの予約は非常に困難で1ヶ月前の予約開始直後に埋まることが多い

  • ブティック体験には時間と費用がかかる点を考慮する必要がある

  • 子供の年齢や性格に合わせて無理のないプランを立てることが大切

  • 自宅から着ていくかパークで着替えるかは移動手段や荷物を考えて判断する

  • キャストから「ごきげんよう、プリンセス」と声をかけてもらえることがある

  • ドレスを着ているとキャラクターが気づいてくれる確率が上がる可能性がある

  • 事前の準備を万全にして最高のプリンセス体験を演出しよう

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